薬学生ガンバレ!
少し寒さが和らいできましたね。
2月から弊社若手社員が「小松薬局 若手社員の〝えーじゃん″blog(←click)」を立ち上げ、ブログチーム8名で頑張って更新しております。こちらも可愛がってやっていただければと思います。
これから春が近づくにつれて、色んなものが飛んできます。
まずは、花粉。花粉症の方には辛い時期ですね~早めに受診されて、お薬を服用してください。
それから偏西風に乗って、黄砂、最近はPM2.5なんてものも飛んできています。
PM2.5とは、大気中に浮遊している2.5μm以下の小さな粒子のことで、従来から環境基準を定めて対策を進めてきた浮遊粒子状物質(SPM:10μm以下の粒子)よりも小さな粒子です。PM2.5は非常に小さいため(髪の毛の太さの1/30程度)、肺の奥深くまで入りやすく、呼吸系への影響に加え、循環器系への影響が心配されているようです。隣国の大気汚染、いい加減にしてほしいですね~(怒)
今週末、3月1日(土)2日(日)に第99回薬剤師国家試験が施行されます。
薬剤師国家試験は、薬学部を卒業した方にだけに受験資格が与えられる国家試験です。
無事に卒業された皆さんは、これまで培った実力をいかんなく発揮していただきたいですね~
薬学部(特に私立大学)は、国家試験の前に大学で卒業試験があり、国家試験に合格する見込みがある学生しか卒業させてもらえません。これが結構高いハードルなんです。
私の時代(20年以上前の話ですが)は、9月、11月、1月に試験があり、この3回の試験のトータル点数で卒業が決まっていました。勉強はあまり好きでない私もこの試験だけは、「将来の飯の種」と思って、生涯一番勉強しました。幸いにも1回で卒業でき、国家試験も1回で合格することはできました。
(そこにたどりつくまでに多くの時間はかかっていますが・・・・(笑))
聞くところによると、某大学では、6年生120数名中、60数名が卒業延期になったとか。。。
卒業できなかった皆さんは、大変落ち込んでいることと思います。
しかしながら、このまま卒業できたとしても国家試験に合格できる実力は微妙だったかもしれません。
決して頭が悪いわけではない。薬剤師に向いていないわけでもない。単に勉強が間に合わなかっただけです。
1日も早く切り替えて、来年の国家試験には100%合格できるように頑張っていただきたい。
心配しなくても社会に出るのが1年遅れたぐらいで、人生に何ら影響は及ぼさない。
むしろ、今回の挫折を将来の自分自身の強みに変えるぐらいの強い気持ちを持って、1年間を過ごしていただきたい。
ただ、経済的な負担をかけてしまうご両親には、けじめとして手をついて謝ってくださいね。
無事に卒業されて、週末の国家試験に臨まれる薬学生、残念ながら卒業できず、来年の国家試験に向けてリスタートする薬学生ともにガンバレ!!
心からエールを送ります! 薬学生ガンバレ!