classAコンベンション2014
9月に入り、日中は暑いですが、朝方は冷え込み、秋らしくなりましたね。
このような気候の時は、体調を崩しやすいので、十分に注意してくださいね。
先週末は久しぶりに東京へ行き、「classAコンベンション2014 愛される薬局 ― Smart Pharmacistを目指して ―」に参加してきました。
classAとは、10年後を見据えた地域の人々の健康を応援する新しい形の保険薬局のことです。調剤はもちろんのこと、健康をトータルにサポートする「ヘルスケア・プロショップ」で、全国5,000の薬局が加入する保険薬局のサービスブランドです。
私は生まれた時から薬局の息子でしたから、昔の薬局の「クスリ」と書かれた看板や、センスのないポップが大嫌いでした。。。。薬局を継ぐと決めた時から、「薬局のダサい概念を変えてやろう」とずっと思ってお店づくりをしてきましたが、「薬局らしくない」とか「クスリやに見えない」となかなか受け入れてもらえませんでした。そんな折にclassAに出会いました。classAが発行する印刷物、ショップデザインがなんとセンスのいいことに驚きました!
それ以来、classAのファンです。橋本会長の抜群のセンスにいつも感銘を受けています。
今年は「前夜祭」から参加しましたが、会場は、今年で創業100年を迎える東京ステーションホテル。
東京駅構内にあるホテルですが、格式の高い歴史を感じるホテルでした。最近リニューアルされたらしく、駅構内にもかかわらず、電車の音が全く聞こえてこないのです。
全国のclassAメンバーの方と新たに出会い、意見交換することができ有意義な時間を過ごすことができました。
今年のコンベンション会場は六本木ヒルズ森タワー49階アカデミーヒルズでした。
窓から東京タワーが眼下に見えました。ランチビュッフェ会場も49階のライブラリーカフェで東京を一望しながらの会場です。私のような薬局経営者はこんなことでもないと足を踏み入れない場所です。田舎者には嬉しい抜群の設営でした!
それで、肝心のコンベンションの内容ですが、基調講演は、医療法人財団献心会 川越胃腸病院 理事長・院長の望月智行先生による「経営は愛・愛は意志・意志は覚悟」でした。
医療を天職とする人たちの使命感の強さ、多様な価値観と目的意識は強力なエネルギー源だが、それが個としての力の発揮に留まり、総合力につながらないことがあり、温かな心地よい組織風土構築の妨げになる側面がある。医療経営は企業経営と違って特殊であるといわれるが、「経営とは人を育て、人を幸せにすること」であることを考えれば、経営の本質に業種の違いはない。
100年続く企業の条件は、「信・和・誠」がカギとなる。
医療経営品質は職員のモチベーションアップに他ならない。「職員満足」→「顧客満足」→「経営品質」UP
「身の丈の経営」 ①職員の顔が見える規模 ②分野を特化 ③拡大よりも「ゆっくり成長」が重要である。
小さくても強い組織をつくる!一体感が重要。強くなることは生き残ること!!
どうすれば強くなれるのか?これを考えるのが経営者の仕事。心にビンビン響きました!!
その後は、全国のclassA薬局が独自の取り組みを発表されました。
素晴らしい取り組みに刺激を受けました。
最後に橋本会長から熱いメッセージをいただきました。
「Smart Pharmacist」・・・地域社会の健康に積極的な関わり合いを持ち、人々のヘルシーライフを実現する薬剤師。
常に答えは幸せのイマジネーションの中にある。イマジネーションは楽しいことを考えること。
2人がリンゴを1つずつ持っていたとする。リンゴを交換しても1つずつのリンゴだが、アイデアは交換すると2つのアイデアになる。classAは5000のアイデアを持っている!
「薬剤師のチカラで日本を健康に!」
いつもながら、すばらしいメッセージに感動しました!明日へのエネルギーをいただきました!
お陰さまでよく遊び、よく学んだ素晴らしい週末となりました。
橋本会長、五十嵐社長をはじめとするclassAスタッフの皆さん、前夜祭の2次会で最高の設営をしていただいたエバルスの木村常務、喜藤部長、大変お世話になりました。ありがとうございました。
長い長いブログになってしまいました。。。最後までお付き合いいただいた皆さん、ありがとうございます!
とにかく、頑張ります!!