HSE・ネクスト全国大会
先週末は再度東京へ行き、兄貴と慕う駒形和哉先生のKaeマネジメントさんが主催する「HSE・ネクスト全国大会」へ参加してきました。
前夜祭では、全国の薬局経営者の皆さんと大いに懇親を図り、大変有意義な時間を過ごさせていただきました。久しぶりにお会いする方、今回初めてお話したにもかかわらず、ぐっつり仲良くなった方、それぞれに嬉しい再会、出会いでした。北は北海道、南は鹿児島まで日本全国の薬局経営者の方と一同に会することができるのも駒形先生のおかげです。
弁護士であり、薬剤師でもあるA羽根先生もお忙しい中、駆けつけていただき、久しぶりにお話をすることができました。大変盛り上がった前夜祭でした。
光栄にも懇親会の締めの挨拶のご指名をいただき、想いの丈をお話させていただきました。役不足にもかかわらず、貴重な機会をいただき、感謝申し上げます。
前夜祭では、しゃべるのに必死でほとんど食事をとっていなかったので、中国地区の皆さんと築地へ移動し、
美味い日本酒と美味い鮨をつまみながら、もっと熱いトークを繰り広げさせていただきました。
同じ志を持った方とは、たとえその日初めてお会いしたとしても、すぐに仲良くなり、話が盛り上がります。
不思議なもんですね~
翌日は、朝10時~16時30分までビッシリセミナーです。
1講目は、一般社団法人 日本介護支援専門協会 相談役の木村隆次先生による「多職種協働と薬剤師 地域包括ケアシステム構築と『地域ケア会議』のねらいについて」
インパクトに残ったのは、「我々の職業は制度に守られ、制度に捨てられる」「介護保険法の中で医療改革が行われている」「コンビニに見習う日常生活圏域」「自助・互助・共助・公助のうち、足りないものは互助」「薬剤師に足りないもの『経営感覚がない』『コミュニケーションが下手(薬しかみていない)』」
あともう1つはここでは書けませんが、内容盛りだくさんの刺激的な講演でした。
2講目は、株式会社サンキュードラッグ 代表取締役 平野健二氏による「地域に根ざしたネットワークマーケティング ~ドッラグストア・調剤薬局チェーンの新たな医療、介護、生活支援~」
ドラッグストアのマーケティングについて学びましたが、大変多くのヒントをいただきました。
インパクトに残ったのは、「マーケティングとは、相手の困っていること、喜ぶことをすること」「門前薬局はリフィル処方せんが採用されると崩壊する」「薬歴を共有できれば、チェーン薬局全体がかかりつけ薬局になる」「身近な存在とは『ついで』の場の提供。薬局に来る理由を創る」「患者さんは一人ひとり特別な存在。マスアプローチではなく、ONE TO ONEアプローチが重要」「リアルとネットは相反関係。結びつけば最強のコンビネーション」「マーケティングは50%は科学。残りの50%はアート(実践経験からくるカン!)」大変勉強になりました!
3講目は、株式会社Kaeマネジメント 代表取締役 駒形和哉氏による「薬局経営のこれからを占う 激変の2025年を迎えるために!」
いつもながら、解りやすく我々がこの先に進んでいく道を示していただきました。
キーワードは「薬局の求められる機能とあるべき姿」と「時代から取り残されないために」この2つです。
長時間のセミナーで頭はクタクタになりましたが、今回のセミナーは大変刺激の多いものでした。
全国の皆さんと出会う貴重な機会まで提供していただいたことに感謝申し上げます。
我々の業界は、まさに幕末。黒船が来ています。旧態依然の幕府に為す術はあるのか?今こそ、全国の志士が草莽崛起して風を吹かせなければならない。そんな風に感じています。
頭でわかっているだけではなく、行動に移していきたいと思います。実践躬行!!
頑張ります!!